はじめて出会った相手の心を掴めるか否かは「どう自分を語れるか」にかかっている。組織の時代から個の時代へと変化しているいま、肩書きではなく、自分の存在理由や描いている未来を語ることが、人生を切り拓く出発点になるという。
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要約コンテンツ
はじめて出会った相手の心を掴めるか否かは「どう自分を語れるか」にかかっている。組織の時代から個の時代へと変化しているいま、肩書きではなく、自分の存在理由や描いている未来を語ることが、人生を切り拓く出発点になるという。
Amazon、パタゴニア、無印良品。成功する組織には、いつも優れたビジョンがあった。曖昧模糊とした理念系の言葉をわかりやすく解説し、ビジョンづくりのフレームワークを教えてくれる実践の書を紹介する。
単に利益を追求するだけの時代は終わりかけている。これからは何が人を幸せにするのか。そのヒントは、自然、文化、人のつながりなどの「お金ではない価値」にあるという。仕事も暮らしも面白く、楽しく。「幸せ度」が上がる新しい資本主義を考える。
私たちが下す判断は多くの場合「不合理」だ。もしその理由を理解し、自分の行動を予想できたら、本当にやりたかったことがもっと簡単にできるようになるかもしれない。
いくつになっても新しい学びを続け、知識を身につけないと、年長者は価値を失うという。この本は、年長者が劣化しないため、そして若手や中堅が価値あるビジネスパーソンとして生きるための指南書だ。
ビジネスにおいて何かの決断をするとき。つい目の前にある膨大なデータを頼りたくなる。そこをぐっと我慢して、もう一歩奥に踏み込んでみよう。本当に必要なのは、データではなく、データの奥にある文化や歴史、哲学なのだから。
何か始めたいのに勇気がない。そう足踏みしているのなら、まずは小さく始めてみよう。社外に知り合いをつくる、視点を変えて仕事に取り組み、嫌いな人を褒める、見る側よりやる側になる。小さなスタートを繰り返せば、人生100年時代を豊かに生きる土台ができるはずだ。
熱量のある人と人が出会えば、新しいプロジェクトが生まれる。するとそこに人が集まり、共感し、さらに大きな活動へとつながる。こうして熱海は活気を取り戻していった。この本は、廃墟と化した観光地が面白い街へと変わっていた再生ストーリーである。
起業するよりリスクが低く、企業で雇われるより思いっきり自分流の経営ができる。いまの仕事を続けていくべきかを悩んでいる人、起業や転職を考えている人、「小さな会社を買う」という新たな選択肢も視野に入れてみてはどうだろう。
ブランディングで伝統産業を立て直し、自社ブランドの全国展開も実現させた15年間。その記録の中には「地方の中小企業」のあり方や「ビジネスモデル」の作り方、そして「組織」の育て方まで、私たちのビジネスの参考になる要素がたくさん詰まっていた。
思っていたほど実は知らないという「知識の錯覚」を自覚すること。自分だけの知識に頼らず、「知識のコミュニティ」に参加して学ぶこと。これまで見過ごしていたことに「驚く」機会が増えるかもしれない。そんな知的好奇心を刺激する本である。
この本で得られるのは「組織にいてもいなくても」自由に働ける人になるための方法論である。ただし人によって取るべきアクションは異なるため、著者が独自に編み出した「加減乗除」という4つのステージに分けられている。あなたはいまどのステージにいるだろうか?
巨額の取引が行われるアート市場で作品の価値はどのように決まるのか、そして現代アートはどう鑑賞するべきか。一見、日常から遠いところにあると感じる現代アートも、見方を変えればビジネスのヒントの宝庫なのかもしれない。
お茶研究50年の著者が語る、奥深きお茶の世界。「色・香り・味」、そして「うま味」の正体を科学的な観点からひも解く。
消費者も生産者もブランドも、みんなが幸せにならなければ意味がない。これは「ザ・イノウエ・ブラザーズ」の、愛に溢れたビジネスと生き方の提案書。
人間は将来、AIに支配されてしまうのか。生命科学の最前線から人工知能の限界と可能性、そしてこれからの人材の育て方に至るまで、日本の二大知性が未来を予言する。
もし新規顧客の獲得がうまくいっていないなら、ファンに目を向けてみる。売上のほとんどは、顧客の中でも極少数しかいない彼らのおかげなのだ。ファンをベースに売上を作ろう。そうすれば、ファン自ら、新規顧客を連れてきてくれるはずだから。
人生100年時代を生きる私たちは、一生学び続けなければいけないだろう。問題は、どう学ぶのか。無駄なく知識を使いこなす超実践的な独学システムを紹介する。
Eight Tips × BNL Booksのコラボ企画。環境や立場、仕事の内容が変化するこの時期に、自身のキャリアを見つめ直してみよう。
成功のヒントは経験でもスキルでもなく「ルーキーの思考と行動」に隠されていた。世界のトップリーダーたちがこぞって実践する、衰えない働き方「ルーキー・スマート」を紹介する。
ニュートンはりんごで「ひらめいた」わけではない。クリエイティビティの遺伝子など存在しない。本書で紹介されている11の迷信とその反証を読めば、きっと誰もが納得するだろう。創造性は与えられるものではなく、適切なプロセスから得られる結果である、と。
未来の自分がアイデアを考える助けになる「メモの使い方」の解説書を紹介する。Eightでも名刺にメモを付ける際の参考になるだろう。
ビジネス書の要約記事をお届けする新セクション「BNL Books」がスタート。初回は、組織開発・人材育成を専門とするコンサルタント、山口周の新書を紹介する。
BNL編集部が厳選した本を紹介する新セクションが始まる。10分で読める要約コンテンツは、休憩や移動中のちょっとした隙間時間におすすめだ。