仕事の進捗状況を把握することはビジネス上で欠かせないことの一つだ。相手に配慮しながら仕事の状況を確認したいとき、どんなフレーズを使うとよいのだろうか。
こんにちは、ルーク・タニクリフです。今回は、仕事の状況を確認するときに役立つフレーズを紹介します。
日本では、一緒に仕事をしている人に進捗状況を聞くとき「状況はいかがでしょうか?」などと質問をすることがよくありますよね。このように、相手に配慮しながら丁寧な言葉で状況を確認したいとき、英語ではどんなフレーズを使うとよいでしょうか。様々なフレーズがあるので見ていきましょう!
仲の良い同僚に対して仕事の進捗状況を聞くときには、How is everything? とHow are things? をよく使います。
アメリカでは、greatは一般的に使われていますが、イギリスではgreatを使うと少しスラングのような印象を与えます。
everythingは単数で、thingsは複数形ですが、意味に変わりはありません。この質問に答えるときは、主語にeverythingやthingsを使います。
これらのフレーズはインフォーマルな表現なので、基本的に、社外の人や目上の人に対しては使いません。
プロジェクトの進捗状況やプレゼン内容の確認など、仕事について具体的に聞きたいことがあるときは、How is the work? や How is the project? を使います。これらのフレーズの最後にgoing やcoming alongをつけて、フレンドリーな聞き方をしているケースもよく見かけます。
この質問に答えるときに通常goingやcomingも使います。
「計画通り」を意味するgoing to planというフレーズも会話のなかでよく耳にします。
仕事の状況についてより丁寧に質問をしたい場合、may I askというフレーズを先に入れます。
すでに終わった仕事の話をする場合、How is の代わりにHow wasを、How is ...going? の代わりにHow did ...go? を使います。
答えるときは、goの過去形のwentを使います。
より丁寧に答えたい場合は、答えの最後にthank youをつけます。
このthank youは、「聞いてくれてありがとう」という意味合いで使うとよいでしょう。
進めている仕事に問題がないか聞きたい場合は、any problemsやanything wrong? というフレーズを使います。
より丁寧な言い方をしたい場合、Isにanything wrong? や Have there been に any problems? を付けます。
社外の取引先などに対してプロジェクの進捗状況を聞くときは、フォーマルなフレーズを使うとよいでしょう。
この場合、個人からではなく会社としての立場からなので、give meではなくgive usを使うとよいでしょう。
いかがでしたか? 嫌な印象を与えずに仕事の進捗状況を聞くためには、丁寧にかつ相手を思いやるフレーズを使うと良いのではないでしょうか。今回紹介をしたフレーズを使いこなして、仕事を円滑に進めていきましょう!