EVENTS INFO

社外のつながりの中に、業務改善のヒントがある━━9月18日開催、経理会議「RAKUS Cloud Forum」

経理はもっと経営に貢献できるはずなのに、膨大な量の定型業務に追われて余裕がない。これが多くの会社で見られる経理部門の実態だ。もっと楽に、もっと効率よく業務を進めるためにできることは何か。そのヒントがたくさん詰まった、参加型のイベントが開催される。

イベントの申し込みは終了しました。

経費精算システム「楽楽精算」やWeb帳簿発行システム「楽楽明細」など多数のクラウドサービスにより中小企業の業務効率化を支援するラクスが、経理業務に従事するビジネスパーソン100人を対象に行ったアンケート調査によると、経理担当者の多くは月末月初の業務超過や経費精算業務などの定型業務の煩雑さに悩まされているという。

マーケティングなどの業務にはいち早く先進的なシステムを導入している企業でも、経費精算はいまだに紙で行われているケースが少なくないらしい。その結果、煩雑な定型業務に仕事時間のほとんどを費やさざるを得ず、「働き方改革」の声も虚しい残業常態化の状況が生まれてしまっているようだ。

こうした仕事はいまやシステムを使うことで代替できるはずのものだが、多くの中小企業で効率化が進まないのはなぜなのか。

ラクスの代表取締役社長 中村崇則はさらに、定型業務に追われている経理の現状は、この仕事が本来経営に対して果たせる可能性を狭めることにつながっていると指摘する。

「経理の語源は一説によれば経営管理だとされます。経理担当者は、人間がやらなくてもいいこうした定型業務から解放されることで、もっと経営に貢献できるはずです」

9月18日に開催される「RAKUS Cloud Forum」を前に、経理という仕事のあるべき姿と、そこに至る道筋を聞いた。

3回目の開催であるこのイベントは、今年はじめて事前のアンケートを実施した。参加者のインサイトを知り、より経理の実務目線で会話ができる場所を目指している。

経理は「孤独な仕事」

━━多くの会社の経理担当者が置かれた状況をどう見ていますか?

経理の仕事には、正しい経営判断を下すために必要な数字をきっちりとまとめ上げる役割があると思うのですが、現状は、経費精算業務などの定型業務に追われていて、そうした仕事に十分な時間を割くことができていないようです。それどころか、残業続きで疲弊してしまっている方も少なくありません。

こうした定型業務は本来、システムを入れて自動化すれば改善できるはずのものですが、現状は、システム導入による業務効率化が進んでいない会社がまだまだ多いです。

━━なぜでしょうか?

事情は会社によってさまざまですが、自分たちの仕事の仕方に非効率な部分があるとか、やり方次第で改善の余地があるかもしれないことに、そもそも気づいていない方が多いようです。その結果、目の前の仕事に追われている現状を当たり前のように受け入れてしまっている人が多いというのは、今回のアンケート結果にも表れています。

自分たちのやり方が正しいかどうかというのは本来、他者と比較して初めてわかるものでしょう。けれども、経理は営業職のように外に出る仕事ではありませんから、社外の人とコミュニケーションをとる機会がほとんどありません。

また、仮に接点があったとしても、お金を扱うという仕事の性質上、社内の事情を大っぴらに話すことが難しい側面があります。それゆえに彼らは、業務改善の可能性に気づけず、現状を当たり前のものとして受け入れてしまっている。経理は「孤独な仕事」なのです。

アンケートでは、経理業務の課題はシステム変更をすれば解消されるかという問いに対し、多くの項目で「たぶん解消できないと思う(緑)」「解消できないと思う(オレンジ)」の回答が半数に及んだ。

━━どうすれば、改善の余地に気づけるのでしょう。

業務改善の第一歩は、悩める経理担当者同士が、どうにかして横のつながりをつくることにあると、私たちは考えています。

今回の「RAKUS Cloud Forum」では、テーマを「苦楽より楽だけするための経理会議」とし、参加者同士が経理業務に関する日頃の悩みをシェアし、議論することで、なにかしらの解決策を持ち帰ってもらえる場を目指しました。具体的には、グループワークや参加者同士の交流のための企画を多く設けています。

業務改善のヒントはいたるところにあります。ひとこと誰かに言ってもらえるだけで「ああ、そうだったのか」「もっと効率化できるところがあったな。もっと楽していいんだな」と気づけることがあるはずです。

参加者の方にはぜひ、そういう気づきを持ち帰ってもらって、業務改善の一歩を踏み出してもらいたいと思っています。

「RAKUS Cloud Forum」のコンセプトは「苦楽より、楽だけするための経理会議」。いま追われている煩雑な業務は、当たり前ではなく、本当はもっと楽に、効率よくできることに気づいてもらいたいという思いが込められている。

経理はもっと経営に貢献できる

━━業務効率化を進めた先で、経理が果たすべき役割をどう考えていますか?

まずは、経営に関わるあらゆる数字をきっちりとまとめ上げることではないでしょうか。なぜなら、現状を正確に把握することが、正しい経営判断を下すには不可欠だからです。

たとえばパン屋を例に考えると、いくら売上が伸びていたとしても、売れているのが原価の高いパンばかりだったら、利益は出ません。利益を出したければ、商品ラインナップを見直し、利益率の高いパンを増やす必要があります。

こうした施策が打てるのは、個々の商品単位のレベルまで踏み込んで、売上高はどれくらいで、原価はどれくらいかかっていて、販管費はどうで、広告宣伝費は、人件費は......というように、あらゆる数字が見えていればこそでしょう。

日本は人口減少社会に突入しており、これまでのように、ただモノを作って売っているだけでは商売が成り立たなくなるのは確実です。どうすれば「倍の値段で売れるパン」を作れるかを考えられなければ、先細りすることは目に見えています。

━━だからこそ、考える上での前提である経理の「数字をまとめ上げる」仕事が、より重要になる?

その通りです。さらに言えば、経理というのは「数字をまとめ上げる」だけにとどまらず、「その数字をもとに分析し、自ら経営陣に提言する」ことで、より経営に貢献できるポテンシャルを秘めている仕事ではないか、と。

けれども、そうした創造的な活動を行うためには、アイデアに思いをめぐらせたり、日ごろから幅広くインプットしたりする時間があることが条件になるでしょう。その意味でも、経理は一日でも早く、本来人間がやらなくてもいい仕事から解放されなければならないと考えています。

RAKUS Cloud Forum

苦楽より楽だけするための経理会議

開催日
2019年09月18日(水)
開催時間
10:00~11:40
基調講演

岸 博幸 氏
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授

中村 崇則
株式会社ラクス 代表取締役

12:00~17:10
各種セッション

特別講演
三田紀房氏
古坂大魔王氏

17:30~
アフターパーティ
開催場所
ANAインターコンチネンタルホテル東京
イベントの申し込みは終了しました。

ゲスト・プロフィール

岸 博幸 氏 (基調講演)

慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科教授
一橋大学経済学部卒業後、通商産業省入省 (産業政策局、通商産業研究所等を経て)。 90年、コロンビア大学ビジネススクール留学 (機械情報産業局、通商政策局等を経て)、 95年 朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)へ出向する。 98年 通商産業省資源エネルギー庁に復職 、2000年 内閣官房IT担当室に出向。翌年から経済財政政策担当大臣補佐官、加えて金融担当大臣の補佐官を兼任し、その後さまざまな大臣の秘書官を務める。経済産業省退官後、慶応大学大学院メディアデザイン研究科教授に就任。

三田 紀房 氏 (特別講演)

漫画家
『ドラゴン桜』で2005年第29回講談社漫画賞、平成17年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。現在「モーニング」にて『ドラゴン桜2』、「ヤングマガジン」にて『アルキメデスの大戦』を連載中。映画『アルキメデスの大戦』は2019年7月26日より好評公開中。 1958年生まれ、岩手県北上市出身。明治大学政治経済学部卒業。 代表作に『ドラゴン桜』『インベスターZ』『エンゼルバンク』『クロカン』『砂の栄冠』など。

古坂 大魔王 氏 (特別講演)

お笑い芸人・プロデューサー
1992年 お笑い芸人「底ぬけAIR-LINE」 でデビュー。 2011年9月より、「青森市観光大使」を務める。 2016年8月にピコ太郎のプロデューサーとしてPPAPのヒットを機に大ブレイク。 2018年6月に第一子誕生、「イクメンオブザイヤー2018」受賞。 2019年1月 文部科学省「クロス カルチュラル コミュニケーション大使(CCC大使)」就任。現在は、バラエティ番組をはじめ、コメンテーターとして「とくダネ!」(CX)に出演、 世界のトップランナーと音楽、エンターテインメント等についてトークセッションを行うな ど、幅広い分野で活躍中。 1973年7月17日生まれ。青森県出身。A型。既婚者。サイズ。T186/B104/W88/H107/S29/股下80。趣味:格闘技。特技:めんどくさいボケ、想像ものまね。