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EVENTS INFO

11月22日トークイベント開催:クリエイティブディレクター原野守弘「あなたの仕事に、愛と尊敬はありますか?」

Eightのプロモーション動画でカンヌライオンズを受賞した原野守弘さんをお迎えして、「Tokyo Work Design Week」のスペシャルコラボプログラムとして、今年も渋谷ヒカリエで開催。

イベントは終了しました。

ピカソは「すぐれたアーティストは真似をする。偉大なアーティストは盗む」と言った。 ただし、最初に尊敬の念があるからこそ、それを盗んで"自分のもの"にまで高められる。 "新しさ"というのはそういうものだ。 それを見た人が驚くのは、自分が目にしたものが、元ネタの知識自体はなくとも、人間の愛と尊敬の連鎖につながる何かだと直感的に気づくから。 そうやってコミュニケーションをしていくのが広告の醍醐味だとぼくは考えています。

──株式会社もり 代表/クリエイティブディレクター 原野守弘

電通社員の過労自殺事件をきっかけに急速に広がった「働き方改革」に関する話題は、いまや"生産性"を高める睡眠法や、"マインドフル瞑想"にまで及んでいる。

また近年、大企業では「オープンイノベーション」の取り組みが増えて、革新的なプロダクトやサービスを生みだそうと躍起になっているようだが、日本の企業からイノベーションが生まれないという問題は、さすがに聞き飽きてきた。

そんな社会の行き詰まりを尻目に、原野守弘は毎年のように、新しくて、イノベーティブで、観る人の心を動かすクリエイティブを制作し、世界的な広告賞を受賞している。

今年は、名刺アプリEightのプロモーション動画(昨年6月に公開)で、世界三大広告賞と呼ばれているアワードのうち2つ(The One Showとカンヌライオンズ)を受賞した。

2016年6月に公開したEightのプロモーション動画。

カンヌライオンズを毎年取材している河尻亨一は、Eightのインタビューメディア「BNL」の記事で、原野のことを「日本の広告業界における"変人"」だと称し、絶賛している。

原野は日本にはちょっと珍しいタイプのクリエイターかもしれない。「理性と感性」「ビジネスとアート」「日本と海外」といった、ある種対極とも言えるふたつの土俵の上に絶妙なバランス感覚で立つことができる人物である。

まず経営者に対してクリエイティブをビジネスの言葉で説明できる。一方で、自己表現が仕事でもあるクリエイターやスタッフたちに対して、企業のミッションが過度の負担にならないようなもっていき方もできる。クリエイティブディレクターという職種は本来そういう仕事なのだが、実際にはなかなかお目にかかれないのが現実だ。

クリエイターの中にはそのどちらかへの偏りが魅力的な人も多いが、原野は、経営者目線で広告を語っていたかと思うと、現代アーティストのような感想をふと口にしたり、かと思えば研究者的な視点からいきなり広告を分析したりする。聞いているこちらも刺激的である。

想像するにそれが彼の仕事のスタイルであり、キャラクターなのだろう。あらかじめ答えが読めてしまうような販売促進の施策が花盛りの日本の広告業界において、それ以外のアプローチで仕事を成功させている、数少ない"変人"のひとりだ。

【インタビュー記事】優れた広告は「愛と尊敬」から生まれる──クリエイティブディレクター・原野守弘、世界標準のブランディングを語る

いまこそ日本のビジネスパーソンは、原野のような"変人"から、仕事に向き合う姿勢について学ぶべきではないだろうか。

BNLは、昨年に続いて、働き方の祭典「Tokyo Work Design Week」の枠を一晩ほど借りてトークイベントを開催。

原野守弘と河尻亨一の両名をゲスト・スピーカーとしてお招きし、Eightを運営するSansan株式会社ブランドコミュニケーション部の田邉泰を交えて、「愛と尊敬」をテーマに仕事の本質に迫る。

あなたの仕事に、愛と尊敬はありますか?

Tokyo Work Design Week 2017

開催日
2017年11月22日(水)
開催時間
19:00 受付開始 19:30開始 21:30終了
開催場所
渋谷ヒカリエ8階コート
東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階
イベントは終了しました。

ゲスト・プロフィール

原野守弘

株式会社もり 代表/クリエイティブディレクター
経営戦略や事業戦略の立案から、製品開発、プロダクトデザイン、メディア企画、広告のクリエイティブディレクションまで、広範囲な分野で一流の実績を持っている。電通、ドリル、PARTYを経て、2012年11月、株式会社もりを設立、代表に就任。「OK Go: I Won't Let You Down」「NTT Docomo: 森の木琴」「Honda. Great Journey.」「Pola Dots」「Menicon: Magic」などを手がける。カンヌ国際広告祭 金賞、One Show 金賞、Spikes Asia グランプリ、AdFest グランプリ、ACC グランプリ、TCC 金賞、ADC 金賞、広告電通賞 最優秀賞、グッドデザイン賞 金賞など、国内外で受賞多数。昨年EightのPR動画を制作し、カンヌライオンズ2017でブロンズライオンを受賞。

河尻亨一

銀河ライター主宰/東北芸術工科大学客員教授
1974年生まれ、大阪市出身。雑誌「広告批評」在籍中には、広告を中心に多様なカルチャー領域とメディア、社会事象を横断する様々な特集を手がけ、これまで1000人に及ぶ世界のクリエイター、タレントにインタビューする。現在は実験型の編集レーベル「銀河ライター」を主宰し、紙メディア・ウェブサイトの編集執筆からイベントの企画、ファシリテーション、企業の戦略立案およびPRコンテンツの企画・制作・アドバイスなど行う。カンヌライオンズは2007年から現地取材を行っており、毎年貴重なリポート記事を執筆している。現在はデザイナー石岡瑛子の伝記「TIMELESS」をウェブ連載中。「仕事旅行」のブランディングなども手がけている。

田邉泰

ブランドコミュニケーション部 部長 クリエイティブディレクター
大学卒業後、Webアプリケーションのエンジニアとして就職し、2007年には総合広告代理店ADKグループの制作部門へ。14年にSansan入社。広報部の一員としてブランディングに取り組む。15年からはEight事業部におけるマーケティング企画やプロダクトのUIデザインを兼務。16年に広報部をブランドコミュニケーション部と改名して、よりクリエイティブとコミュニケーションに力を入れられる体制に変更。部長/クリエイティブディレクターに就任する。また、「ICE」という社内プロジェクトを立ち上げ、社内のデザイナーの横断的なコミュニケーションとクリエイティブな活動の後押しをおこなう。